インフラ勉強会やります
お疲れ様です。伊藤です。
すいません、今回は以前ちょっと書いたグループ内の勉強会についてです。完全に内部向け連絡になってしまい申し訳ありませんが勉強会で出たQAなんかもここに載せようと思っていますのでご了承ください。下記の通り資料はほとんどこのブログから出しますが、ほかに実機での動作確認やパワポも使う予定です。
技術共有会レジュメ
DevOpsに向けてのインフラに関する技術共有
~自動化とコンテナについて~
○DevOpsに対応するために
DevOpsについて~現場で起こっている問題~ - ときどきAnsible日記
○DevOpsにおけるAnsibleの効果
DevOpsについて~Ansibleができること~ - ときどきAnsible日記
そもそもAnsibleって何? - ときどきAnsible日記
Ansibleを動かしてみよう
○DevOpsにおけるDockerの効果
DevOpsについて~Dockerができること~ - ときどきAnsible日記
Dockerコンテナの概要 - ときどきAnsible日記
Dockerを動かしてみよう
○質疑応答
日時は1/31に実施です。月末日で皆さん忙しいと思いますがよろしくお願いいたします。
私のポリシーとして参加していただいたからには必ずや何かお得な(身になる)情報を持って帰ってもらいたいと思います。
以上です。お疲れ様でした。
DevOpsについて~Dockerができること~
お疲れ様です。伊藤です。
今回もDevOpsについての続きです。まだ読んでない方は前回・前々回の記事(DevOps カテゴリーの記事一覧 - ときどきAnsible日記)を読んでいただくと理解が早いかと。
さて前回はDevOps体制を作るためにAnsibleがコーユー風に使えるよ、というのを記事にしました。簡単に説明しますと、本番環境の設定変更は大変だから簡単にやるためにAnsibleを使って設定変更をしよう!という内容でした。
で、今回はDockerを使ってDevOps体制を目指そうというパターンです。Dockerの場合はAnsibleの時と少々考え方が変わります。なおDockerって何?という方はこちら(Dockerコンテナの概要 - ときどきAnsible日記)を読んでいただけるとありがたいです。
Ansibleの場合は、設定変更を行うのが大変、という前提でした。が、Dockerの場合は設定変更を大変にさせないためにDockerを導入しよう、という考え方になります。
これだけ読んで「なるほど」となる方は基本的ににこれ以降は読む必要はございません。「はぁ?」となった方に向けてこれ以降の記事を書きます。
そもそも設定変更が必要というのは、元になるサーバがあってその上にアプリケーションを乗せる際に、元のサーバの設定を変える必要がある、ということです。それに対してDockerは「設定を含めたアプリケーションの実行環境」となり、Dockerを使ってアプリをリリースする、ということはテスト環境で動作したアプリが入ったコンテナをそのまま本番環境に持っていくということになります。それにより環境変更漏れはなくなり、実際に動いていたものがそのまま本番環境で動くことになります。
これができるのはDockerが持ち運び可能なコンテナであり、コンテナ内でのアプリケーションの動作はどのサーバ上でも保証される、というポータビリティがあるためです。
この技術を使い、今まで煩雑だった設定変更とアプリのリリースを簡易化することができます。
ただし、この実現についても、アプリケーションをDockerコンテナに作り替える必要がある、本番と試験環境を全く同じにする必要がある(IPなどはコンテナ起動時に変えられますが)などのさまざまな課題が発生します。
とりあえず今回はここまです。
お疲れ様でした。