ときどきAnsible日記

主にITインフラ基盤の自動化に関する事を書いているブログです

インターミッション~じぶんのはなし~

お疲れ様です。伊藤です。

久しぶりにブレイク的な話題を書いてみます。と言ってもかなりこのブログのメインの話題に近いのですが。。。ちょっと私の自己紹介も兼ねて昔話をしますので興味のない方はすぐに右上の×ボタンをクリック!


私はアビックシステムという会社に所属しております。この会社は元々システム開発の会社で、私自身もソフトウェアの開発に携わっておりました。
            
とある日にお世話になっている会社さんに仕事を紹介して頂き、システムのサーバ構築の仕事に関わることになります。今までプログラムの設計や製造していた人間がいきなりUNIXLinuxの設定をやってみろ!と言われてもまぁこれがなんも出来ないんです。とにかく何も知らない。現場の打ち合わせに初めて出たときにはその場にいたすげーえらい部長さんから「誰だ!こんな素人連れてきたのは!」と怒鳴られる始末。が、よく考えるとこの業界に入った時からずっとそうだったことを思い出します。
            
今の時代は全く違いますが、私が入社したての頃は現場に出ても誰も何も教えてくれなかったんです。もう「これ作っといて、よろしく」状態。担当者に仕様を聞きに行くと「あそこにいる何とかさんに聞いてみて」と言われ、何とかさんのところに行くと「それ(教えるの)は私の仕事じゃありません」とか言われて門前払い、みたいな。いやあ、自分でも良く病まなかったなと思いますが、当時はそーゆーもんだと思い込んでましたねぇ。まあ今考えると昔だとしてもひどい現場です。一緒に行ってた先輩も自分の仕事しかしてなくて全然相手にしてもらえないし。私はと言えばその頃はCSVファイルって何?みたいな状態。まあひどいですね。まま、そんな現場も根性だけで何とか乗り切りやってきたわけです。
            
で、話はインフラ事業を始めたころに戻ります。私ともう一人一緒にインフラの現場に行った後輩W君がいたんですが、彼が非常に優秀だったためその後もインフラの仕事はじわじわと増え始めて何とか今に至っております。で、私はと言えば新規の現場に行ってはインフラの仕事をしてなんとか切り開くという作業をしていました。で、色々な現場を回ってきて思ったことなんですが、ほとんどのインフラ構築では同じような問題に直面しているんですね。大きな課題としては設計書と実機が異なるという問題が挙げられると思います(一概に言い切れないけど)

例えば

  • テスト時に実機だけ直して設計書を直してない。
  • 設計書を更新したが実機がついて行ってない。
  • そもそも開発環境については設計書すらない。
  • テスト仕様書と設計書が異なっていてテストで間違った方に直した。
  • このサーバは直したけどあのサーバは直してない。

とかとか

で、これらの問題を解決できる方法が見つかったらいいなあ。。。と思っているところにDockerとAnsibleの調査に関する仕事を頂きました。その時はもうそれが何か全く分かっていなかったのですが、調べれば調べるほどこの問題を解決できるのはAnsibleしかない!と思えるようになってきて、「これを使ってインフラ自動化のソリューションを作って売る!」として始めたのが今のプロジェクトです。現時点では全く金になっていませんが、こーゆーことをさせてくれる会社に感謝です。


で、弊社のサービスとして提供するのはAnsibleの初期環境構築とPlaybookの作成支援です。Playbookの作成支援ではExcelの設計書からマクロでPlaybookを作成する仕組みを提供します!(これさえあればPlaybookの知識がなくてもサーバの設定変更ができるようになる!予定)興味のある方はメールアドレス(pj_doaa@abcs.co.jp)か株式会社アビックシステム(http://www.abcs.co.jp/)のHPまでお問い合わせください!まだ出来てないけど!

と、いうわけでお疲れ様でした。