Ansible Towerをインストールしてみる
お疲れ様です。伊藤です。
今回はAnsibleTowerをインストールして画面が出るところまでやってみます。
以前記事にしたようにAnsibleTowerはAnsibleのGUI版ですが、色々な管理機能が備わっており、Redhat的には「大規模システムを管理するにはこっちを使わないと駄目だぜ~」的なものです。
というわけで基本は有償なのですが、なんと管理対象が10ノードまでは無料なので、ちょっとインストールしてみましょう。AnsibleTowerのインストールにはAnsibleが必要なので、Ansibleが入ったマシンを用意します。
そのあとは基本的にThinkIT様の記事
thinkit.co.jp
を参照していただき、これ通りにやると完了!です。
一応こちらでもなぞってやってみます。
まずは記事通りにURLに従って登録してみるとほどなくしてメールが来ます。
「Your Ansible Tower Download」と題されたメールの「That's it! Without further ado, here is your link to the Ansible Tower software:」と記述された後のURLをクリックするとセットアップファイルがダウンロードされます。ダウンロード後はThinkIT様の記事通りサーバに転送して解凍し、インベントリファイルを編集します。
ここでちょっと記事と異なることになります。記事中では
- admin_password
- redis_password
- pg_password
を修正する感じですが、実際は
- admin_password
- rabbitmq_password
- pg_password
です。と言ってもredisがrabbitmqに変わっただけですが。
続いて、setupです。手順に沿って./setup.shを実行すると!。。。
こけました。エラー内容はこちら
メモリたんねーよ、ということでメモリを2Gに上げて再実行です。
見事成功!
後はIEなどでhttps://サーバIP/にアクセスすると
つながったぁ!
ここで入力するIDはadmin、パスワードは先ほどインベントリファイルに書いたパスワードです。
すると続いて下記の画面が出ます。
ライセンス取得のボタンを押すと下記の画面が出ます。
ここでは必ず2番目の「FREE TOWER TRIAL - LIMITED FEATURES UP TO 10 NODES」を選択してください。(じゃないとなんか営業から電話かかってくるらしいです。私は間違ったのでおびえて待っています)
しばらくしてメールにてキーが送られてくるのでそのキーをライセンス取得ボタンの下の参照ボタンで設定すると
ダッシュボードが表示されます。無事にログイン出来ました。日本語にも対応しているようです。ここからいろいろとテンプレートなどを作成していきます。
以上です。お疲れ様でした。